マキアートのブログ

とある開発好きな高専生が書くブログ

フルイドアートに挑戦してみた!【東京高専プロコンゼミアドベントカレンダー】

前置き

これは「東京高専プロコンゼミ① Advent Calendar 2021」の16日目の記事になります! 今年私は老害としてプロコンゼミに在籍しています^^;

今回は、「ブルーピリオド」に1%触発され、ちょっとアートやりたいのうーと思い、調べていたら、フルイドアートというものを見つけ挑戦してみたという記事になります!

絵しりとりをすると絵心がないと言わている僕ですが、上手にできるのか!

次回「マキアート死す」

フルイドアートとは?

フルイドアートとは絵の具の流動性を利用して制作された芸術作品を指します。 液体の絵の具の流動性(fluid)が描き出した芸術(art)という意味です。 ポーリングアートと呼ばれることもあります。
フルイドアートとは何か?- ナナナムー Gallery

すごいやつ☟

というわけで、まぁこんなすごいもんは作れないと思うけど、素人でもそれっぽいのは簡単に作れるんじゃねという浅はかな考えで挑戦してみた。

使用したもの

Amazonポケカのスターターキットみたいのが売っていたのでそれを購入しました www.amazon.co.jp (アフィリンクではないので、気にせずクリックできますよ笑)

商品を開けてみたら、キャップが斜めにしまってたり、キャンバスの包装が一つだけされてなくて汚れがついてたりしていたので僕も思わず大きな声をあげようと思ったが、使う面では支障はないので許すことにした。

まえに3DプリンターをAmazonで買ったら、

†パソコンデスクキャスターテーブル†

という謎の二重肯定的商品が届き、挙げ句の果てに返品してもう一度購入しようとしたところ、5000円ぐらい値上がりしてるという悲しいできごともあるので強い心と体を持ちましょう。

中身

f:id:makimakiart:20211213113604j:plain だいだいこんな感じ

手が汚れないようにビニール手袋xManyと床が汚れないようにビニールシートがついていて、僕のように思いつきで行動する人間にはありがたい中身になってます。

また、アクリルポーリング(フルイドアイート)する上で、通常はアクリル絵の具とポーリングメディウムというものを混ぜて良い感じにするらしいのですが、今回の商品はすでにポーリングメディウムが混ぜられていて、自分がやる下準備はほとんどありませんでした!

いざ実践

最初に使う色を決める

最初の一発目は失敗したくなかったので、色を少なくして、同系色をChoice 白を入れることで色に境界ができていいとのことのなので白も入れる。 f:id:makimakiart:20211213132157j:plain

コップに色のミルフィーユを作る

次に決めた絵の具たちを層を作るようにコップに入れていく。 f:id:makimakiart:20211213132440j:plain 入れ方によっては結果が変わりそう

シリコンオイルをすこし入れる

シリコンオイルを入れるとキャンバスに流した時に、セルと言われる円形の模様がでる。 たくさんセルを作りたいときにはたくさん入れるそうだが、その分失敗しやすそうなので、今回は数滴いれる。

木の棒で一二回混ぜる

フルイドアートは絵の具が混ざると全面が同じ色になり良い感じになりません。 ですが少し混ぜないと味がでないので一二回ご飯を混ぜる感じで行う。 f:id:makimakiart:20211213133000j:plain

あとは動画でどうぞ

www.youtube.com

二回目のやつ 色を少し多めに選んでやってみた www.youtube.com

結果発表

f:id:makimakiart:20211213143347j:plain f:id:makimakiart:20211213143354j:plain

感想

素人がやっても簡単にそれっぽいものが作れることがわかった。 うまくやるコツは色選びと白と黒を使って色にメリハリをつけることが結構重要かも

割と簡単にできるけど、プロの人たちを見ると結構テクニック見たいなのがあって奥が深そう。 今回は入門Kit見たいなものを使用したが、いずれちゃんとしたキャンバスと絵の具でやってみたいと思った。

さいごに

全国の灰色の青春を送っている高専生諸君、アニメ四畳半神話体系(OR小説)が面白いので見ることをお勧めします! 灰色の青春を送っている高専生が主人公です(半分嘘)

HHKBを買ってしまった話

前置き

これは東京高専プロコンゼミのアドベントカレンダーの7日目の記事です! 他にも記事があるので、是非みてください!

自己紹介

東京高専3年情報工学科のマキアートです! 個人でアイデア出しツールのFASTIDEAを開発してます!(よかったら使って見てください!便利ですよ!)

HHKBを買ってしまった。。。

買ってしまいました。。。

Amazonサイバーマンデーセールが開催されていて1000円OFFだったんですよぉ

今回買ったのはHHKBのHYBRID Type-Sです。 金額としては3万円です。(30時間の労働)

こんなに高いHHKBですが、本当に買う価値はあるのかと思うかもしれません。 ですが、私は

買う価値があると思いました!

なので、今回はなぜ価値があるのか説明し、HHKBに興味を持ってもらおうと思います。

今までのキーボード

私はHHKBを買うまで自作キーボードを愛用していました。 自作キーボードはだいぶ自由にキー配列を変えたりLEDの光らせ方を変えたりできるのですごく面白いです。

自分は普段プログラミングをしていて、自作キーボードでは、タイピング効率化のために色々キー配列を変えてました。

例えば、CapsLockって自分は絶対に使わないのでCapsLock+{w,a,s,d}で十字キーを操作できるようにしていて、結構気に入ってました。

一度、キーボードにこだわり始めると、出てくる好奇心。。。

HHKBは自分の自作キーボードを超えることができるのか?

自分はふと思ってしまったのです。

ですが、そう思って1年は、購入するのを我慢していました。

「俺の自作キーボードがHHKBに勝てるはずないやろ!」

「俺の自作キーボードは俺仕様のカスタマイズがされている…!」

「つまり、オーダーメイド。大衆向けに作られたキーボードに負けるはず……ないのだ!!!」

と自分に言い聞かせ、耐え続けました。

実際、自作キーボードは最高で、自作キーボードのキー配列に慣れてしまって、ノートパソコンで作業するときに

「自作キーボードならーーーーーーもっと効率よくできるのにぃ」

と思うことが多々ありました。 なので、1年は耐えることができました。

ですが、その我慢も限界が来てしまったのです。 自分はふとサイバーマンデーセールが始まることによってHHKBが安くなるというのを思い出してしまったのです。 サイバーマンデーセールの前のセールでHHKBが1000円安くなっていたのを知って、その時は

「1000円しか安くならんのか」と買わずにいたのですが、

サイバーマンデーセールのときは、YoutubeでHHKBに関する動画を見まくってしまいました泣

動画で聞くあのタイピング音。。。 実際に聞いたらどんな感じなのか???

そう思ってしまったとき、

「買わない…!俺は、買わない!」 という俺の自制心はなくなってしまいました。

「いいや!限界だ、買うね!!!今だ!!!」

1000円しか安くなってないのに購入しました(完)

HHKBの使い心地

簡単に言うと「最高っす」

打鍵音 最&高

カニカルと静電容量無接点ってこんなに違うんだとおもいました。 全くの別物です。 例えるなら、麦茶とほうじ茶ぐらい違います(例え方がへた) 自作キーボードは押したときに音がカチッとならない茶軸とカチッとなる青軸の混合になっていて、EnterやTabなどのキーは青軸、abcdのよくタイピングするところは茶軸という感じの構成にしていました。

自分のなかでは静電容量無接点と茶軸のタイピング音ってあまり変わんないのでは? と思っていたのですが、普通に違いました。

色々な方がHHKBの打鍵音をスコスコという感じで表していますが、そのとおりな感じです。 一方、茶軸の打鍵音はトントンという感じです。 自分の自作キーボードはトントンですが、おそらく、静音化みたいなことを茶軸に施せば、似たような音になるかも?

自作キーボードの茶軸の押下圧は50gでHHKBが45gとなっていて、タイピングを比較すると45gいいなって感じです。

本題にもどして、打鍵音に関しては、すごく良いです! おそらくリラックス効果がアロマなみにあります。

つまり作業効率が上がります。 なぜなら、

作業を始める。 ↓ タイピングする。 ↓ 音が最高 ↓ 作業だるいけど、タイピング音聞きたい。 ↓ 「作業やめられないんだけどー!」

何ということでしょう。 キーボードをHHKBにしただけでこんな効果を得ることができてしまいます。(恐ろしい…)

キー配列、悪くないだろう

今まで、自作キーボードでのキー配列とはだいぶ違うのですが、全然悪くないです。

HHKBはFnキーを使って十字キーを操作したりHome、Endのキーを押すことができます。 使い始めはすこし難しかったのですが、すぐに慣れました。 自作キーボードで結構キー配列をいじっていたので、そのせいで慣れるのが早かったかもしれません。 考えてみれば、一般的なキーボードの配列とHHKBの配列は全然違うので、一般的なキー配列を使用していた人が、HHKBを使うと慣れるのは少し時間がかかるかもしれません。

そして、慣れたら最後、戻ることはできないのです…

携帯性が高い!

自作キーボードの方は土台に金属を使用していて、すごく重いです。一時期、自作キーボードが使いたすぎて、学校に自作キーボードを持ってきていた時期がありましたが、大変でした。

それに比べると、HHKBは結構軽い!

重さは540g(電池を含まず)となっていて、感覚的にiPad Proと同じぐらいの重さです。

接続性

HHKBのHYBRIDは有線接続一つと、Bluethooth接続(三台)両方使うことができます! 両方使えるところがすごく良くて、よく使うデスクトップは有線で、たまに使うipadとかには無線で、という使いかたが簡単にできるので、とても便利です。

それに加えて

HHKBは一般的な無線キーボードとは違い、バッテリーではなく電池式です。 この点が素晴らしくて、なぜなら電池にすることでバッテリーの劣化がなく、電池を変えれば、キースイッチの部分が壊れない限り、使い続けられます! 長期的な目でちゃんと設計されていてPFUさん好印象です笑

まとめると

  • 打鍵音最高
  • キー配列最高
  • 携帯性最高
  • 接続性最高

ということです。 最高か、どうかは実際に使ってみないとわからないと思うので、友人でHHKBもっている人がいたら使わせてもらうことをおすすめします。

皆さん是非HHKBを購入しましょう笑

さいごに

HHKBは3万円もするので買うのに勇気はいりますが、それ相応の価値を出してくれると思います。 また、気に入らなくても、メルカリとかでは比較的高く売られているので、大きくは損しないと思います!

ちょっと宣伝

自分は個人でFASTIDEAという、チームで素早くアイデアを共有・評価することができ、素早くアイデアを形にできるサービスを開発しています!! チームでアイデア出しをするときにはぜひFASTIDEAを使ってください! f:id:makimakiart:20201130114605p:plain

今年の高専プログラミングコンテストの振り返り

前置き

これは東京高専プロコンゼミのアドベントカレンダーの4日目の記事です! 他にも記事があるので、是非みてください!

話すこと

今回は今年行われた、高専プログラミングコンテストの振り返りをしていきます。コロナ渦でのチームで開発することの苦労などや感想が多めです。

自己紹介

東京高専3年情報工学科のマキアートです! 個人でアイデア出しツールのFASTIDEAを開発してます!(よかったら使って見てください!便利ですよ!)

まずは今回の大会の結果!!

東京高専自由・課題の2部門両方最優秀賞!!!!

毎年、高専プロコンは、

  • 自由部門
    • 自由なテーマで作品を制作して、審査員が独創性などを基準に評価し競います
  • 課題部門
    • 与えられたテーマで作品を制作して、審査員の評価で競います
  • 競技部門
    • 与えられたゲームルール内で戦うAIを開発して、チームごとに競い合います

という感じです。毎年10月開催です。

ですが今回のプロコンは、コロナの影響で実地での開催はできなくなり、 競技部門は中止 ということになり、自由と課題のみになりました。 そして、東京高専は自由と課題両部門優勝しました!(頑張って開発して良かった!)

ちなみに東京高専は去年、3部門優勝してます。

時系列で振り返ろう

4−5月

正直このときが一番面倒だったというか苦労しました。。。

というのも、絶賛コロナ流行期だったので、学校は春休みを約1ヶ月延期。授業はリモート中心という、9割イレギュラーな状況でした。

毎年、4月辺りから、新入部員の勧誘や教育を行っていたのですが今年は、対面で会えない状況だったのでホームページ作ったり(全く更新してない。。。)一年全員に勧誘メールを送ったりしました。

そのおかげもあってか、10人ぐらい入部希望の人たちが集まりました。

そして、対面で会えないのでMSのTeamsを活用して、プログラミングの教育的なことをしたのですが、まだリモートに慣れておらず、うまくできませんでした。 また、その時から、自由部門と課題部門で今年作成するものを決めるアイデア出しを行いました。これもリモートで行っていたのですが、

最初は全然アイデアが出ませんでした。。。

そこでFASTIDEAというアイデア出しサービスのプロトタイプを作成し始めました!(詳細はこちらの記事に書いてます!よかったら見てください!)

色々ありましたが、なんとか作成するアイデアを5月の終わりぐらいに決めました!

  • 課題部門
    • 学校内で植物とかを見つけたら,それを地図に記録していって学校植物図鑑ができるサービス
      • 植物・昆虫観察学習しえんサービス
      • 植物・昆虫の画像を撮影することで、自動で名前を判別、地図にプロット
      • 名前:ぷらんとこれくしょん(すこしダサいよね
  • 自由部門
    • 歩いてお絵かき
      • 最初に書きたい絵を設定して、どのようなルートをたどれば設定した絵になるか教えてくれる

大会の勝敗を決めるのは7割アイデアだと個人的に思っていて、時間をかけた分いいアイデアが出せたと思います。(3割の限界開発も必要だけどねニッコリ)

6月

6月からはリモートと対面のハイブリットで授業が開始しました。

ついに開発が始まるかーーと思いきや、次は予選資料制作です笑

高専プロコンには予選が存在し、予選ではいわば 企画書 を提出します。 その予選資料をもとに審査員が評価して、上位チームが予選を通過し、本線に出場できるという形です。 今年はリモート開催なので毎年よりも、通過できるチーム数が少ないので、予選資料は手を抜いてはいけません。(いつも抜いてないけど)

なので、部員は自由と課題にチーム分けを行い、そしてリモートで予選資料作成に取り込みました。(自分は課題部門になりました。)

最後は時間が足りなくなってきて、夜中にTeamsで限界の部屋を作って作業してました笑

結局、提出締め切りの5分前くらいにやっと提出できました。(危なかった) このときも、一年生にあまり教育ができなかったので、反省って気持ちです。

7月

無事東京高専は自由・課題両方予選を通過したので開発をスタートしました! 自分は課題部門のPMになったので、タスクの生成と技術選定を行いました。 今回作るものは、児童が複数人で植物地図を作成するというものだったので、

児童がタブレットでもパソコンからでもいい感じに学習できるもの

というのを意識して、なおかつ開発期間と一年の教育期間が短いのがあったので、

  • Nuxt(Vue)
  • Firebase

で開発するのを決めました。

8−9月

この期間はガッツリ開発に取り組みました。やっと少しずつ、新入部員と対面で会うことができ始めて、開発で使用するNuxtやJSの勉強動画を作成して教育するなどを行いました。

夏休みもガッツリ開発して、とりあえず夏休みの終わり頃にはプロトタイプが完成しました!

パソコンでの見た目

今回は、Firebaseを採用したことによって、バックエンドにあまり時間を割かずに開発ができたので、人数が少なくてもいい感じの完成度のものを素早く開発できたと思います。

プロトタイプが完成したら実証実験するぞい

高専プロコンは、ただ作品を作ってプレゼンするわけではなく、実際にターゲットの人たちに使ってもらうとより優勝に近づくのです!(作りっぱなしは悲しいしね)

ということなので、顧問の先生に相談して、ヒアリングと実際に小学3年生に使ってもらうところまで行うことができました!(おそらく優勝に大きく影響したと思う)

思ってたよりも、児童や教師の方からいい評価をもらってすごく嬉しかったです。

いい評価だけでなく、色々改善点をもらったので、その修正も行いました。

やはり、サービスを作るときは、定期的にターゲットのユーザーに使ってもらって、感想などをもらうことはとても重要だとおもいました。

10月

ついに大会開催です。

感想から言わせてもらうと、当日よりも、その1週間前がとてもしんどかったです。(とっても!)

というのも、毎年なら大会当日は、作品のデモして、プレゼンしてという感じなのですが、今年は実地開催ではないので、事前にプレゼン動画・デモ動画を撮影して、提出するという形でした。

皆さんは、事前にプレゼン・デモ動画を撮影するのは当日にやるよりも楽じゃん。と、思うかもしれません。

それは嘘ですよ!!

動画なので、無限に完璧を求めることができるのですよ、、、、、

まじで、本当に、あの1週間は地獄でした。自分はプレゼンをやったのですが、5日間の内3日は帰ったのがやばい時間でした笑(何時とは言いませんが

正直、プレゼンは当日発表のほうが個人的にはうまくできると思いました。

大会当日は他の高専の発表を聞きながら、テスト勉強してました。。。(大会翌日が定期テスト泣) 高専プロコンは他の高専のおもしろい作品も見れるのですごく良いです。面白いです。

大会結果発表はなんというか、あまり書くことはないですね笑

とりあえず、嬉しかったです。

今年は大会に企業の協賛がなかったので、すこし残念な部分はありましたが、とてもやりがいのある大会だったと思います。

終わりに

書きなぐった感じが出てしまって申し訳ないです。。。 これを見ている高専生たちはぜひ高専プロコンに参加するといいと思います!(圧倒的スキルアップできると思う)

いずれ時間が取れたら今回作成したぷらんとこれくしょんを実際に学校で使用されるレベルのものにして行きたいと思ってます!

ちょっと宣伝

自分は個人でFASTIDEAという、チームで素早くアイデアを共有・評価することができ、素早くアイデアを形にできるサービスを開発しています!! チームでアイデア出しをするときにはぜひFASTIDEAを使ってください! f:id:makimakiart:20201130114605p:plain

高専生が一人でWebサービスを開発したのでリリースまでのストーリーを書きました!

話すこと

今回は自分が開発したFASTIDEAについての開発経緯やその中で「〇〇したら良かった」的な話を入れていければと思っています。 面白く読めるように心がけました!

FASTIDEAとは

FASTIDEAはチームで効率よくアイデア出しができ、そしてアイデアを形にするところでも活躍するWebサービスです。 FASTIDEAの大きな機能は、

  • イデア出し機能
    • いいね機能
    • 評価機能
    • コメント機能
  • タスク管理機能
    • カンバン式のタスク管理
    • チェックリストやメンバーのアサイン等ができる。
  • 共同編集ドキュメント機能
    • リアルタイムでドキュメントを複数人で編集できる。
    • マークダウンでかける
    • マークダウン記法で半角の変換をせずに自動で適切な部分を半角に変換してくれる機能を搭載
  • マンダラート
  • イデアをまとめる機能
  • URLで簡単にチームに招待

があります。 個人開発をしている方とかでもアイデアを貯めて、タスク管理機能やドキュメント機能でそのアイデアを形にするみたいなことができるので、良かったら使って見てください。 f:id:makimakiart:20201130113259p:plain サービス名のアイデア出し

f:id:makimakiart:20201130113318p:plain 共同編集ドキュメント リンク: FASTIDEA

自己紹介

自分は東京高専の3年(18歳)情報工学科生です。 東京高専は都心から1時間(ワーチカーイ)の八王子にある学校です。 【実績】

全国高専プログラミングコンテスト 全国高専ディープラーニングコンテスト DCON2020 最終結果

開発経緯

4~5月

毎年、プロコンゼミは全国高専プログラミングコンテストという大会に出場していて、いつもなら、大会で何を作るかのアイデア出しをみんなで集まってやるというのが恒例でした。 大会には予選があり、予選はいわば企画書を提出し、よさそうな企画が通過するので何を作るかを決めるのは重要です。ですが今年は、コロナで対面でアイデア出しをするのが厳しい状況でした。 HackMDにアイデアが思いついたら書いてーみたいなことをしても、あまりアイデアは出ませんでした。 なぜ、アイデアが出にくいのか、そう考えたときに、アイデア出しを行う雰囲気がないのだと思いました。

そこで、雰囲気よく活発にアイデアが出せるツールを作ろうと思い開発をはじめました。

今年の4月はちょうどコロナ全盛期あたりで、学校は5月あたりまで春休み!みたいな感じで、自分は飲食店でバイトをしていて(現在も)いつもは土日に8時間、平日1、2日だけ4時間、週20時間程度働いていたのですが、当時、客は全然来なかったのではや上がりや休みみたいなことが続いて、フリーな時間が取れました。(最近やっとGo to Eatが終わってくれて一安心です) 最初は、勉強がてらにという気持ちで今まで触れたことのあるDjangoでバックエンドをフロントをまだ触ったことのない、Vueで開発を行いました。

最初の構想は、sli.doという主催者がコードをみんなに教えて、コードから部屋に入り匿名で質問ができるサービスの仕組みを模倣し、主催者がコードを作成して、そのコードをもとにアイデア出しのルームに参加して匿名で出し合うみたいな感じでした。匿名で出すことに注目していて、匿名じゃないと、特定の人間の発言力が場に大きく影響する懸念を感じていたからです。 また、この時点でアイデアに対して、いいね機能等を搭載していました。 f:id:makimakiart:20201130113352p:plain 当時の遺産 ↑おい、とまれ。おまえ、これダサすぎやろ!

まぁ、ダサい!

まだ、Vueを全然理解しておらずすごく不便だし、ダサすぎるし。 そんなクソサービスでしたが、 自分は当時の部長に(自分は副部長)

「アイデア出しうまく行かないからさ、このサービス使って見ない?」

あくまで自分が開発したものとは言わずに使ってみない?といいましたWWW なんとか、部長を使うように仕向けて、30人規模で使用しました。 意外とアイデア出しはスムーズにできることがわかって少しうれしかったのですが、一部の部員から、アイデアのページに行けないなどのバグが沢山あり、全然実用的ではありませんでした。 ですが、30人規模で実際に使ったことで - アイデアを任意の評価項目で評価 - アイデアにコメント - アイデアの細かいところまで具体化するための機能 等の必要な機能等がわかり、だいぶいい経験だったと思います。

6~10月

大会で作成するアイデアが絞られてきたとき、自分は、DjangoとVueという構成をやめて、 Nuxt(Vue)とFirebaseという構成に切り替えました。

切り替えた理由としては、DjangoというかSQLでは、どうしても柔軟性に欠けていて、思いついた機能などをすぐに実装するのが難しいというのとリアルタイム更新をWebソケットとかで実装するのが面倒ということがあったからです。 そこで柔軟性・リアルタイム更新があり、スピードある開発のできそうな、Firebaseを使うことを決め、そして、秩序の保たれた開発ができるNuxtを使うことを決めました。

6~10月は結構忙しい日々を過ごしました。8月はDCON という大会があり(優勝しました!)10月は全国高専プログラミングコンテスト(優勝しました!)があってかつバイトがあってとまぁまぁ忙しい日々が続き合間合間でFASTIDEAの開発を行って行きました。

11月

11月はバイトはありますが、大会はないので本腰を入れて開発に取り組み11月15日(日)にリリースを行いました! tweet 先輩・後輩・同級生に拡散してもらいすごくありがたいと思いました。

だが、サインアップしてくれるユーザーは少なかった、、、(悲しい)
ランディングページのデザイン難しい...

という感じで今に至ります。 まだまだ、FASTIDEAは開発していく予定ですので、よろしければ使ってみてください!

FASTIDEAで使ったいろいろ

  • Firebase(mBaaS)
    • Firestore
    • RealtimeDB
    • Authentication
    • Functions
    • Hosting
  • Nuxt
  • Vue
  • Vuetify(UIのSomething
  • ESLint
  • Stripe(決済代行サービス)

開発する中で思ったこと、、、

ESLintは開発初期から入れとけば良かった

まじで早く入れておけば良かったなぁと思ってます。 10月ぐらいにやっと導入したのですが、Nuxtを使い初めてすぐあたりに書いたコードが大量に洗いだされました。1000個ぐらい出てきたかも、、、、、(恥ずかしい あと、ただESLintを入れるのではなく、ちゃんとルールを設定しましょう。導入して全然ルールいじってないときは、逆にコードがきもい感じになりました、、、 参考:もうprettierで消耗したくない人へのvueでのeslint設定

できるだけコンポーネントにして開発

これは適切なのかわからないのですが、個人的にはコンポーネントにするという意識を持ちながら開発するのが重要だと感じました。というのも脳死で機能を実装していると一つのVueファイルに、大量のメソッドが生成されて、すごく可読性の低いものになるからです。多分自分が書いたコードはまだまだ可読性を高めることができるんだろうーなぁ、、、;

PWAにしよう

Nuxtでは簡単にPWAに対応することができます。pwaリンク PWAに対応することでIOSAndroidアプリのようなネイティブアプリの振る舞いができます。 FASTIDEAもPWAに対応しています。 PWAにすると通知機能を作ることができます。(FASTIDEAもいずれ対応予定です。)

Stripe最高っす

今回はStripeで従量課金制の課金システムを作成したのですが、思ったよりも簡単に実装できました。また、定額サブスクリプションや単純な課金であればもっと簡単にできる感じがしました。 利用している人が多いので、詰まったときなどはググれば大抵はでてきます。(ありがてぇ) クーポンとかの実装もすごい簡単でした! 懸念する点といえば、StripeのAPIなどのドキュメントは基本英語なので、すこし理解するのが難しい場合があるかもです。(Chromeの翻訳を活用すれば大丈夫そう?) stripe

Vuetify最高っす

VueとかNuxtでサービスを作ったりするんだったら基本的にはVuetifyを入れるとすごく時間が短縮されると思います。(tailwindとかもありますが。。。) Vuetifyのいいところは、 - 便利 - UIコンポーネントが豊富 - デザインがある程度整ってる - 拡張性たかい気がする - 情報量が多い - 便利 ぜひVuetifyを使いましょう! vuetify

Nuxt最高っす

Nuxtは開発に秩序を与えてくれます。VueCliのようにルーターを書いたりしなくても、いい感じにやってくれます。ですが、勉強目的ならVueCliを一度触れてみるのはありだと思います。 最近、Nuxtで作成されたサービスをよく目にする気がします。 nuxt

Firebase最高っす

Firebaseはほんとにいろんなことをやってくれてすごい感謝です。 しかも、無料枠が多いので、ちょっとしたサービス制作にも向いていると思います! 注意点としては、Firestoreに保存するデータ構造をしっかり考えることだと思います。(Firestoreじゃなくても言えることですが) firebase

個人開発で活躍したもの

iPad Pro すごく活躍しました!

個人開発者は全員iPadを買うべきだと思います!!(できればPro or Air) 自分は iPad Pro と apple pencil + keyboard folioを約十万で購入しました。 10万といえばバイト100時間分です。でも後悔は全然してません。 今では、学校では授業のノートやレポートの作成に使用し、 開発では、 - サービスのアイコン作成 - ちょっとした背景 - SNSに上げる動画の編集 などに使用してます! ランディングページの画像も手作りです! f:id:makimakiart:20201130113152p:plain

使用したアプリの紹介をしときますね。

Affinity Designer

ロゴの作成やランディングページのアイソメトリックの画像の作成に大きく役立ちました! 無料のSVG編集アプリなどもあるのでそちらの方でもいいかもですねー。

procreate

今回はあまり開発では使用してませんが、背景画像などの作成などに使えると思います。 このアプリは書くのが楽しいので、休憩がてらにお絵描きしてます(笑)

LumaFusion

このアプリは動画編集用のアプリです。まだ使い始めてから時間が立っていないので詳しくは言えませんが、初心者でも簡単に動画編集はできました!

リリースから数日、思ったこと

サービスはリリースするのがゴールではない!!!

今回、思ったこととして、個人開発って単に一人でフロントもバックもインフラもやるぞいみたいなことではなく、個人がサービスを開発し、それをみんなに使ってもらえるように宣伝したり、アップデートしたりすることが、個人開発だと思いました。 簡単に言うと個人開発は開発だけでなくマーケティングも必要ということです。

自分はリリース前から、おそらくリリースしても最初はユーザー数はあまり増えないだろうと思っていたので、リリースしたときはあまり落胆はしませんでしたが、がんばって作ったサービスを誰にも使われずにクローズみたいなことにはしたくないので、頑張っている最中です!

最後に

拙い文章を最後まで読んでくださりありがとうございます。 これからも自分は開発に邁進していきたいと思います。

もしよろしければ、FASTIDEAを使ってみてください! 使用しての感想、意見がもらえると嬉しいです!

また、サービスの宣伝方法でいい方法があれば教えてください!